自己最多を更新する68試合に登板して38セーブをマーク。チームの勝利のため、必死に左腕を振り続けた日々の先には、初タイトルというご褒美が待っていた。現役屈指のクローザーはそれでも、満足感に浸ることなく新たな道へと進む。 取材・構成=阿部ちはる 写真=井沢雄一郎、BBM 大きかった周囲の力 ――最多セーブ受賞おめ…