広島県三次市に生まれ育ち、東京での4年間の大学生活を経て、故郷のプロ野球チームに入団した。若くして守護神の役割を任され、重ねたセーブは球団最多の165個を数える。その後は故障もあり、もどかしいシーズンが続いた。それでも、懸命に投げ抜いた17年間だった。 取材・構成=藤本泰祐 写真=宮原和也(インタビュー)、BBM…