“ラストチャンス”を自認している25歳。それでも捕手という特殊なポジションが、その可能性をつないでいるとも言えそうだ。愛媛・済美高から大阪(現兵庫県)のNOMOベースボールクラブへ。そして地元へ戻り、“最後の戦い”を選択した河原宏誓。それぞれでの苦しい経験が、今の原動力となっている。 取材・文=富田庸、写真=BBM …