阪神の守護神として1985年の優勝に大きく貢献した中西清起氏。1球にすべてを懸けてきた野球人生で、いまでもはっきりと記憶に残る、大試合と苦い思い出の2試合を熱く語った。 構成=椎屋博幸、写真=BBM 記憶のない9回、震えた10回 / 1985年10月16日 阪神-ヤクルト[神宮] 1985年10月16日、試合前の神宮球場は、異様な雰囲気…