決して主役を張り、華やかな道を歩んできたわけではない。それでも、小学生時代から扇の要に座り続け、歯を食いしばり、チームを陰で支えてきた。今に至るまでの彼を知る人々の証言が、山崎勝己の生きざまを物語る。 文=谷上史朗、写真=桜井ひとし、BBM 勝てるキャッチャーへ歯を食いしばり続ける 1本の古いビデオテープ…