初戦は登板機会がなかった直江(右)。次戦で聖地のマウンドに上がれるか 視線は自然と、一塁ブルペンに向いていた。父・晃さんは炎天下のアルプススタンドで甲子園名物「かちわり」を首に当て、松商学園(長野)の背番号11・直江大輔(2年)の投球を見守っていた。 「投げることがあってもラスト1イニングでしょうか?…