11年間の現役生活にピリオドを打った大崎 トレードオフ――。 ある目的を達成するために、他方を犠牲にしなければいけない状況を指す経済学用語であるが、今季限りでユニフォームを脱いだ元西武の大崎雄太朗は現役時代、この考えに触れたことにより自らの野球人生が延びた。 2007年、大学・社会人ドラフト6巡目で西武…