歴史は勝者のものだという。それはプロ野球も同様かもしれない。ただ我々は、そこに敗者がいて、その敗者たちの姿もまた、雄々しかったことを知っている。 ---- 巨人と阪神では小林繁の背に 長年、19番を背負った南海・野村克也 球界のエースナンバー18に残る竜の悲劇と再生については紹介したばかりだ。続く背番号19も…