歴史は勝者のものだという。それはプロ野球も同様かもしれない。ただ我々は、そこに敗者がいて、その敗者たちの姿もまた、雄々しかったことを知っている。 ---- 「長嶋監督が悩む姿は見たくない」 巨人時代の96年、打率.301、21本塁打、86打点をマークした落合だが…… 落合博満は、移籍のたびに独特の表現を用いて印象的…