「不平等はある」控えの危機から首位打者争いを繰り広げた81年の巨人・篠塚利夫【プロ野球回顧録】

  • ---- チャンスを生かして打ちまくる 81年、見事に才能が開花して高打率をマークした篠塚  1981年2月3日、新人・原辰徳の二塁転向を発表した後、巨人・牧野茂コーチは「不公平はないが、不平等はある」と語った。前年、ようやく二塁の定位置をつかんだ7年目の篠塚利夫(現・和典)は、牧野の言葉を「多少、結果が出なくても、

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