6本目はベテラン・大田卓司。この年限りで18年間の現役生活を終え、通算171本塁打を残した大田にとって、これが169本目のアーチだった 2位・西武が5点のビハインドを追い上げる 「15年もキャッチャーをやっていて、初めてのとんでもない経験だった」。その試合でマスクをかぶった近鉄の梨田昌孝は、こう振り返っている。 …