先発からクローザーに転向した昨年は、抑え1年目ながら抜群の安定感を発揮。今季も最後の砦として立ちはだかる右腕の大きな武器が、140キロ台で変化する高速フォークだ。 取材・構成=吉見淳司 写真=中島奈津子 2種類の落差で打者を幻惑 フォークを覚えたのは新湊高3年生のときでした。それまでは真っすぐとカーブし…