悲願を逃した失投が完封劇を呼び込んだ 痛恨の一球が、2人の頭から離れることはない。今夏の甲子園、東海大相模との決勝。6対6の同点で迎えた9回に仙台育英のエース・佐藤世那が投じたフォークが高めに浮くと、打者・小笠原の放った打球は右翼スタンドへ。 「疲れもあって腕が振れていなかった分、ボールが浮いて打たれ…