最後の夏は奈良大会決勝で涙をのんだが、自身の打棒は成長の一途をたどっている。元プロ野球選手を父に持つ好打者は“真の勝負”に挑むべく歩みを止めない。 取材・文=喜瀬雅則 写真=佐藤真一 高い意識を持って 夢の先に、真の勝負が待ち受けている。そばで支えてくれた父の姿を見てきた太田椋は、その厳しさを十分に理…