プロ13年目。これまで先発登板は一度もなく、リリーバー一筋で生き抜いてきた。無我夢中で腕を振り、手にした幾多の勲章。それでもまだまだ道半ば。さらなる高みとチームの勝利のために、北の鉄腕は今日も試合終盤のマウンドへと上がる。 ホールドの価値を高めるために 関西弁で、あっけらかんと宮西尚生は言う。「うん…