中日85年の歴史の中で唯一の連覇を2010、11年に遂げるなど、黄金時代を築いたのが、落合博満監督時代だった。06年に入団し、その黄金時代にエースを務めた吉見一起氏が、自らの歩みととともに、その時代の強さの理由を語る。 取材・構成=藤本泰祐 写真=BBM 2011年の吉見のピッチング。この年はエースとして文句なしの活躍…