「50個アウトになってもいいから100個走れ」。1985年春季キャンプ、新監督の近藤貞雄からの指示が高木豊、加藤博一、屋鋪要の3人に下された。彼らは「スーパーカートリオ」とも言われ、当時の“セ界”を足で席巻した。 右から高木豊、加藤、屋鋪。指は彼らの打順だ 最初はスポーツカー? 1985年、59歳の近藤貞雄監督が大洋…