残酷すぎる結末だった。5月31日の楽天戦(コボスタ宮城)、0対0で迎えた9回裏一死一、二塁。3番手の永川勝浩は四番・ジョーンズにサヨナラ3ランを左翼席中段まで運ばれた。顔面を硬直させ、重い足取りでベンチに戻る姿は痛々しかった。 その前回登板の28日、ロッテ戦(マツダ広島)でも2点リードの8回二死無走者から六番…