試合に関わった全員がヒーローと言っていいだろう。「格好いい野球ができた。こういうゲームを夢見ているところがあった」。2対1で逃げ切った5月6日の巨人戦(東京ドーム)。中畑清監督は目を潤ませまくし立てた。 2回、主将・石川の2点打で先制した。その裏に1点を返されたが、先発・久保が6回まで最少失点のまま踏ん…