悩み、苦しみ、もがいて一軍の舞台に戻って来た。現役唯一の三冠王である松中信彦は7月12日、日本ハム戦(札幌ドーム)の7回一死三塁、代打で立った復帰後初打席で初球をダメ押しの右前適時打とした。昨年4月6日の日本ハム戦(同)以来462日ぶりとなった打点は、火の出るようなライナーの一撃から生まれた。 「代打は初球…