チームトップタイといえば聞こえはいい。昨季7勝。だが、実感はまったくない。ノルマに掲げた2年連続の2ケタ白星には届かず、チームが19年ぶりの最下位では、悔しさを象徴する数字でしかない。 「正直、やれると思っていました」 若松駿太は、ちょうど1年前に抱いていた慢心を隠すことなく口にする。 右の先発ロ…