初タイトルへ田中広輔が照準を合わせたのは、盗塁王だ。 「失敗を減らしたい。そうすれば成功も増えると思う。盗塁王も見えてくると思う」 2016年は28盗塁でリーグ2位。盗塁王を獲得したヤクルト・山田は30盗塁だった。差はわずか2盗塁。だが大きな差でもある。成功率に目をやると、山田の.938に対して、田中は.596…