鍬原拓也は、神宮で一つひとつ、ステップを踏んできた印象がある。中大では救援としてリーグ戦登板を重ね、先発を任された昨秋以降は、長いイニングでも実績を残してきた。最速152キロとストレートは威力十分であり、上のレベルでも重宝されるはずだ。 北陸高(福井)では甲子園出場経験はないが、県内屈指の本格派右腕と…