何をやっても、うまく回らない。2014年、そして15年の内海哲也には、そんな思いが芽生えていたのではないか。2度の最多勝(11、12年)を始め、プロ12 年のキャリアで7 度の2ケタ勝利と、絶対的な存在だった巨人のエースが、先発ローテーションに定着して以降、初めて過ごす試練の時間は、しかし、今季に入っても終わりが見え…