『一新』を掲げる高橋由伸新監督体制で、好機を生かした数少ない1人だ。過去4年のキャリアでは新人年(2011年)の32試合登板が最多も、出番にとらわれない起用法に応え、リリーバーの勲章でもある60試合登板をクリア。考える変則右腕は、サイドスロー転向10年目に、新たなスタートを切った。 文=三浦正(スポーツライター) …