5月14日の中日戦でサヨナラ満塁本塁打を放つ。「背番号10」が松山の地でヒーローとなった 常に表舞台を歩んできたわけではない。それでいて、チームになくてはならない存在。荒木貴裕はその役割を演じるため、毎日の準備を決して欠かさない。だからこそ、少ないながらも輝ける瞬間が訪れるのだ。 文=小林陽彦(共同通信社)、…