4年後、誰もが阪神の中心打者として活躍していると思っていた。2016年、ルーキーイヤーの活躍を見ればそう思う。だが実際にはもがき苦しみ、自分を見失ったプロ2年目と3年目だった。その苦しんだ2年間で見えたものを糧に新しい自分を探し続けている。後ろを振り返ることなく、前へ、前へ──。 文=酒井俊作(日刊スポーツ) 写…