投打にわたる活躍で全国制覇の原動力となった小笠原 2015年夏、東海大相模高の小笠原慎之介(現中日)は、向こう1年間、世界でたった一人にしか許されない称号を手に入れた。 「夏の甲子園優勝投手」 決勝まで5試合に登板し、3勝をマーク。仙台育英高との決勝戦では6失点を喫しながらも同点の9回に自ら決勝本塁打を放…