1975年のオールスターで力投するドラゴンズのエース・星野仙一 「おぉ、なんや、お前か」 去年、久しぶりに会った星野仙一さんは、こちらの顔を見るなり、ドスの利いた声でぶっきらぼうにそう言った。この人は、昔からそうだった。言葉は厳しくても、あの満面の笑みを浮かべながら声を掛けられると、こちらもつい、顔…