歴史は勝者のものだという。それはプロ野球も同様かもしれない。ただ我々は、そこに敗者がいて、その敗者たちの姿もまた、雄々しかったことを知っている。 ---- 大きな分岐点となった86年オフ 中日時代の落合博満 ロッテで三冠王に輝いて批判され、それを跳ね返す圧倒的な数字で2度目の三冠王となった落合博満については…