エースとして、チームを勝利に導くために──。重責を背負う開幕マウンドに幾度も上がった男たちが、その矜恃を語る。今なお日本記録である12年連続で大役を務めた山田久志は、開幕マウンドに多くのこだわりを持っていた。 取材・構成=鶴田成秀、写真=BBM 心に残る開幕登板は“初黒星”を喫した1981年の近鉄戦(日生 開幕投手の…