1998年のセ・リーグ新人王争いは、プロ野球の歴史の中でもまれに見る激戦(※得票数を除く)だった。本命と見られていた巨人・高橋由伸(慶大)と中日・川上憲伸(明大)の東京六大学ライバル対決に、阪神・坪井智哉(東芝)と広島・小林幹英(プリンスホテル)が参戦。最終的には川上に敗れる形となった新人王レースと、1年目のシーズ…