これまでに何度、問われてきたことか。160キロ台のストレートを投じるたびそのスピードに対しての質問を受けてきた。冷静に答え続けてきた右腕だが、変化が見え始めたのは昨季からだ。自らの最大の武器だからこそ、意識したことがある。“令和の怪物”が求める至極のストレート──。根底にあるものは、いつも同じだ。 取材・文…