「絶対に先にマウンドを降りたくないという気持ちで投げました」と菊池。見事に本領を発揮した投球だった/写真=高塩隆 1割8分7厘、3割2厘。前者が今年、後者が昨年の西武・菊池雄星の直球の被打率だ。今年は16勝、防御率1.97と圧倒的な数字でタイトルを獲得。自己の持つ記録を更新する左腕最速158キロもマークしたが、直…