無欲でプレーする 5月は月間打率.232と苦しんだ男が、明らかに調子を上げてきた。島内宏明である。 楽天が11対9で勝利した6月22日のでNA戦(横浜)。大荒れとなった試合で、最初にタイムリーを放ったのは「二番・左翼」で先発した島内だった。初回無死二塁。直球を力強く振り抜くと、打球は右中間を深々と破った。先制の…