大下弘「野球には天才も名人もいない」

  •  1946年にマークした20本塁打は、今でこそ見慣れた数字であるが、当時の球界においては常識を覆すものだった。“青バット”で一時代を築いた大下弘は“赤バット”川上哲治と並ぶ戦後プロ野球の象徴である。  川上の弾丸ライナーとは対照的な、大きく美しい放物線。その雄大なアーチは戦後の荒廃した日本に希望を与えた。職

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