西武での出番は主に兄やん専用捕手 43歳のとき、私は引退覚悟でロッテを退団した。そこへ新球団・西武から声が掛かった。南海・川勝傳オーナーが西武・堤義明オーナーに直接、「野村を取ったほうがいい」と進言してくれたのだ。「50歳まで現役を続けたい」と思っていた私は、オファーを受けた。 ところがシーズンが始…