プロでは遅咲きだった。2004年、明大からドラフト6巡目で西武に入団したが、一軍に定着したのは7年目。29歳と30歳目前だった。うまくいかなかった苦しい日々から脱却できたのは、あるきっかけがあったから。岡本篤志のプロ野球人生に耳を傾けていると実感する。人は変わることができるのだ──と。 取材・構成=小林光男、写真…