プロ野球の頂点に立って表彰を逃した高木豊の憂鬱/プロ野球20世紀・不屈の物語【1987年】

  • 歴史は勝者のものだという。それはプロ野球も同様かもしれない。ただ我々は、そこに敗者がいて、その敗者たちの姿もまた、雄々しかったことを知っている。 ---- 名二塁手の黄金期 大洋・高木豊  80年あまり昔、プロ野球の草創期は、用具も粗悪で打球が飛ばず、守備は観客を集める重要な“商売道具”だった。まだまだ野球そ

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