1987年の新人王は近鉄・阿波野秀幸が手にした もはや風格さえ漂っている。堂々たる存在感を発揮しているベイスターズの牧秀悟、開幕投手の候補として名前が挙がるタイガースの伊藤将司、東京五輪で金メダルを獲得したファイターズの伊藤大海、史上最年少でクライマックスシリーズのMVPに輝いたスワローズの奥川恭伸――いず…