大器晩成――プロ野球で活躍した選手の中には30歳を超えてから成績がピークを迎えた選手も少なくない。「ウサギとカメ」で言えば足の遅いカメだが、地道に一歩ずつ前に進み、苦境を乗り越えて身につけた技術で長年活躍してきた。山本浩二、和田一浩は30歳を超えてから全盛期を迎えて名球会入りを果たしている。遅咲きで覚醒…